明治人物=ファイル   2001年1月9日更新

明治の時代は長い日本の歴史上、自由闊達に生きた人々が輩出した時代のようです。マニュアル化した生き方しか出来なくなった現代の我々に問いかけるものは大きいと思われます。そこでここでは明治を過激に、あるいは静かに、自己の生を精一杯生きた人々を活写します。なおここに掲載するものは「全国宅配小新聞えんじゅ」に掲載したものを筆者の許可を得て転載するものです。引用される場合はその旨お書き下さい。また写真は重くなるために画質を落としています。必要な方はメールでご一報下さい。 有限会社オフィス・コシイシ代表者 輿石豊伸

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掲載人物索引


越後耕一の人物評伝

三代目澤村田之助:「明治維新を体現した男 幕末の名女形・三代目澤村田之助」(えんじゅ1号)江戸歌舞伎最後の役者として両足切断後も執念で演じ続けた男の一生−1号−1999.4

富岡鉄斎:最後の文人画家とも評される富岡鉄斎の壮烈な生き方を叙述する。89歳まで生きた鉄斎は70歳の絵は取るに足りず、80歳でまあ形を持ち、90歳でその奥義を知るとし、老いを知らぬ画家であった。        2号−1999.6

大槻文彦:近代辞書作りに一生を費やした執念の男。−3号−1999.8

若松賤子の生涯:日本で初めて「小公子」を翻訳した若松は会津藩士の娘として生まれ、明治以降西洋の教育を受けるが、日本の精神を忘れず、 西洋の学問を学び取った先進の女性であった。−4号−1999.10

田中久重:江戸最大のからくり人形職人から、日本初の蒸気機関車考案と、数々の発明で明治日本の近代化に貢献した日本の発明王田中久重の生涯。田中は現在の東芝の前身を作る。−6号−2000.2 

山川登美子:与謝野晶子と競い合った女性山川登美子の生涯を華麗に綴る。−7号−2000.4 NEW

辰野金吾:東京駅を作った男として、また日本銀行本店を作った明治の気骨人として知られる辰野の執念に満ちた生き方を述べる。−9号−2000.8  

長谷川時雨:日本初の女流劇作家として、また雑誌『女流藝術』の主宰者として大きな足跡を残した長谷川の江戸の女性としての生き方を描く。−10号−2000.10

 


不動武志の人物評伝

E・Hハウス:明治初ニューヨークヘラルド新聞の記者をしていたハウスは岩倉具視訪米使節にアメリカで会い、 日本への興味に惹かれ日本へ。日本を後進国とみる外国人の多かった中で、日本文化、日本人を高く評価し、日本で骨を埋めた一米人の半生を描く。−1号−1999.4

山県有朋の妻友子:明治から大正にかけて君臨した山県有朋は妻友子をこよなく愛した。山口県の日本海側に面した寒村育ちの友子は美しい和歌を詠む歌人でもあったが若くしてこの世をさる。−2号−1999.6

岸田吟香:日本で最初ともされる新聞を作り、医者ヘボンを助け日本初の英語辞書の完成、さらに日本初の目薬発売と、新聞人、実業人としていきた活発で、自由きままな一生を描く。−3号−1999.8

山城屋和助:高杉晋作、山県有朋の奇兵隊に参加したものの明治政府成立後は商人となることを決意。外国商人と取り引きし、一時は大商人となるが、山県有朋より軍の金を借り、フランスで豪遊、やがて陸軍省で切腹して果てる明治の気概ある若者の一生を描く。−5号−1999.12 

江藤新平:情熱と正義に燃え、日本の司法権確立に尽くしたとして知られる江藤の不正を許さぬ正義感に満ちた生き方を描く。−6号−2000.2    new


高村陽子の人物評伝

杉本鉞子:アメリカで日本人初のベストセラー作家となった杉本は、長岡藩士の娘として生まれた。数奇な運命 に色とられた日本女性の半生を描く。−4号−1999.10 


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